任意団体 みなさんの居場所『ぼくはぼく』(東京都)

2021年10月22日(金)
ここに本当の共生社会がある。

「共生社会の縮図」の実現を目指して、今年の7月に開業したのが、みなさんの居場所『ぼくはぼく』です。障がいを持つ方も持たない方も、高齢者も、学生さんも、仕事帰りの方、近所にお住まいの方、お子さま連れの方、若いカップル、誰をも温かくお迎えし、にこやかに、にぎやかに、話しても良し、黙っていても良し、そして皆さまに見た目もおもしろかわいい、とても美味しい料理を振る舞うお店、それがみなさんの居場所『ぼくはぼく』です。開業後、実は9月はコロナの影響で閉店を余儀なくされましたが、10月1日に営業再開。毎週、金、土、日の17:30~20:00、東京は町田市で営業を続けております。

そしてその、記念すべき営業再開の10月1日に、近所にお住まいのシンガーソングライター、馬川賢一さん(うまけんさん)によるライブも開催されました。以下の動画からお楽しみください。ライブの1曲目は、うまけんさんが作曲された『ぼくはぼく』のテーマソングです。これが本当に心に染みる良い歌なのです。この動画で歌っているのは、もちろんうまけんさん。そしてその前に鎮座ましまし、軽快にリズムを取っているのが、『ぼくはぼく』の開店を毎日楽しみにしている、伸尚(のぶたか)さんです。伸尚さんはダウン症の症状を持ちながらも、『ぼくはぼく』の営業日には欠かさず訪れ、自発的・積極的にお店のお手伝いをしています。そして今やうまけんさんの良いバンド仲間でもあります。

『ぼくはぼく』では緊急事態宣言解除に伴い、酒類の提供も始めました。ここでは障がいのある方、ない方を問わず、ご本人が希望すればお酒を提供します(もちろん未成年者や車運転の方は駄目ですが)。そこに特別な区別や、必要以上の「配慮や遠慮」は求めません。そこにたまたま居合わせたみんなが普通に、自然に、何かを区別することなく互いを認め合いながら、語って、笑って、聞いは食べて、飲んで、歌って、そんな人たちに囲まれながら時には一人でじっと考えて、そうやって過ごせる場所が『ぼくはぼく』なのです。小さいけれどそこには「共生社会」の理念がぎゅっと詰まっています。うまけんさんの歌の一節、「そこには差別も偏見もない♪」。

そのうちカラオケも用意することが、『ぼくはぼく』の次なる計画です。皆さん一度立ち寄ってみて、伸尚さんと一緒に歌ってみませんか!

(『ぼくはぼく』では東京都の指針に従ったコロナ感染対策を取っております。)

『ぼくはぼく』ホームページ

うまけんさんと伸尚さんのライブ動画
(3曲目の、作詞伸尚さん、作曲うまけんさん、の歌も絶品です!)

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