認定NPO法人 テラ・ルネッサンス(京都府)

2022年3月18日(金)
強い思いに突き動かされて。

これまで20年間に渡り、ウガンダ、コンゴ、カンボジアなどでの人道支援活動(自給食糧の確保、経済的自立、元子ども兵の社会復帰など)や日本国内での平和教育活動に取り組んできたテラ・ルネッサンス。ご存知の方も多いと思います。活動の舞台は国際協力の場面だけではなく、東日本大震災後には岩手県大槌町で地域の方とともに、「大槌刺し子」という手芸ブランドを立ち上げ、地域の復興への取り組みも続けております。

このテラ・ルネッサンスが、今回ウクライナで起きている戦争や数多の難民発生のニュースを目の当たりにし、早速、現地での情報収集、(難民支援の)ニーズ調査、現地機関との関係構築を図るべく、一昨日(3/16)、職員2名をウクライナの隣国ハンガリーへ緊急にて派遣したとのことです。

なぜハンガリーか = たまたまテラ・ルネッサンスの理事長が昔、海外青年協力隊員としてハンガリーに赴任していた経験があり、いくらかの土地勘があるため。
なぜ今か = 理不尽に「いのち」と「暮らし」を脅かされている人々を見て、自分たちは何も行動を起こさなくてもいいのかという強い思いに突き動かされて。

ウクライナからのニュースを目にしてテラ・ルネッサンスの中でも議論が始まり、準備期間はわずか1週間かそこらという動きだそうです。このアクションの「スピード感」と「具現化力」。そして、その土地や分野に対していくらかでも関わりがあれば、それを足掛かりにして大胆に踏み込んでいく「勇気」と「信念」。全く感服させられます。こうした動きは、国や地方といった行政や、あるいは民間企業においては、力はあってもそのように動く環境を自ら作り出すことができないために、そう簡単には実現できない動きだと思います。社会に対する感受性と洞察力、そして身軽さを兼ね備えたNPOだからこそ出来る離れ業ではないでしょうか。

この現地調査の後、本当に必要な現地での支援が形となって始まっていきます。そしてこうしたNPOの、ある意味で「無鉄砲な」動きを本当に実りのあるものにするのも、やはり私たち周りからの支援です。以下のサイトから、今後のテラ・ルネッサンスの動きを見守ってあげてください。

認定NPO法人テラ・ルネッサンスのホームページ

テラ・ルネッサンスによる「ウクライナ・コンゴ危機緊急支援」サイト (今回のウクライナ以外でも、コンゴや南スーダン、ミャンマー・・・各地での民衆の困難を忘れてはいけないというテラ・ルネッサンスの思いが表現された緊急支援です。)

NPO応援隊は、大国の「軍事」に負けない、民間のNPOが考え抜いた「無鉄砲さ」を応援します。

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