NPO法人 ゆらゆら(大阪府)

2022年8月25日(木)
子どもたちのことを考え続けるNPO。

大阪市内の今はもうシャッター商店街となってしまった街の一角に、行き場を失った子どもたちへ我が身を投げ打ってでも真剣に向き合って、一緒に前に進もうと活動しているNPOがあります。その名は「ゆらゆら」。2010年に設立され、理事長を中心に少人数の集まりですが、誠意をもって活動を継続しているNPOです。

見かけは子どもの居場所ですが、その実態は24時間、365日のフル稼働で、さまざまな子どもの駆け込み寺となっております。DVにあっている子ども、高校を中退して出産し一人で赤ちゃんを育てることになってしまった若者、学校に馴染めない子ども、家に帰りたくないと訴える子ども、、、夜でも呼び出され、対応に出向き、居場所へ連れてきて面倒を見てあげて、相談に乗り、もちろん状況に応じて行政や警察とも連携しながらの対応。こうしたことが日常茶飯事です。そしてこの居場所には毎日20~30人の子どもがやって来ます。中には親からの勉強圧力に耐えきれず、塾へ行くと見せかけては居場所に来る子もいます。どの子も真剣そのもの。居場所で話せる悩み、話すまでには時間を要する悩みなどいろいろありますが、その子の心情を尊重してくれる優しい居場所です。だけどみんなが集まれば子ども達は元気です。土日も含めて毎日食事も提供しており、全てが無料。居場所に駆け込んでくる子どもたちからお金は取れません。だから設立以来、ほとんどの経費や食材は理事長などが個人で負担しております。(我が身を投げ打ってでも真剣に。)

このゆらゆらが今、子ども達の可能性を引き出しながら同時に周りのシャッター商店街の復活への一助にもなれば良いという思いから、居場所の一室を本が溢れる部屋として改造し大人へも子どもへも開放することで、読みたい本を手にしながら、出会った人との会話にも花を咲かせられる場を創れないかと取り組んでおります。そうした「本と人と人とのつながり」が、子どもを育て、街を興すと信じてのアクションです。

ゆらゆらでは今、皆さまからの寄贈のご本を集めております。本のジャンルは問いません。大人向け、子ども向け、どちらも可です。新品、古本、問いません。1,000冊が目標とのこと。皆さまもどうぞご自宅で眠っておられるご本、ご自身を昔育ててくれたご本などがございましたら、ご本を寄贈して、ゆらゆらの新しい取り組みを応援してみませんか。

ゆらゆらのホームページは、こちらです。


ご本寄贈の場合は、ゆらゆらホームページ内の問合せ先(メールアドレス)、あるいはNPO応援隊までご連絡ください。

NPO応援隊は、子どもたちのことを考え続けて止まない非営利組織を応援します。

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